独立する前の話パート2
測量~境界立会
現場は事務所から高速で1時間、下道で1時間半~2時間の場所。
1000㎡ちょっとのですので、広い土地ではありませんでしたが、外周は工事用の仮囲い(鉄板)で囲われ、隣接もブロック塀等で見通しは効かない場所でした。
立会い当日はあいにくの雨。基本的に雨でも立会は行います(台風で、暴風雨の場合はさすがに中止します)、隣接地主様4名も雨の中来ていただきましたが、その中の1人の方は、明らかに不機嫌です。立会いが始まる前からヤバい雰囲気が・・・。
その方の境界部分の順番が来ました。その部分は1mくらい低い土地で、鋼矢板に囲まれていて、接する部分は境界点2点間を結ぶ直線です。矢板の角(入隅)にコンクリート杭があり、片方は無しですが、位置的に同じように矢板の角と思われ仮杭を設置しておきました。この部分について説明しましたが、既存のコンクリート杭については、「こんな杭は知らない」、仮杭の位置も「ここではない」との趣旨を結構強い口調で述べていまして、「今日は納得できないからもう一度検討し、出直してこい、何回でも立ち会ってやるから」と。で、その日は不調となり引き上げました。
約1か月後、再立会。事務所のメンバーは都合もあり私以外前回と違うメンバーで向かいました。他の地主様に聞く限りでは、そのコンクリート杭と仮杭に位置で間違いなさそうですが、今度は「仮杭の隣を掘ってみろ、杭があるはずだ」ということで、結構深く、広く堀ましたが、やはり見当たりません。その時、前回立会い時と違うメンバーが一言文句(はっきりと何を言ったかは覚えていませんが)らしいことを言ってしまった直後、「なんだと貴様、○○すぞ!」と(ご想像におまかせします)激怒させてしまいました。その日は立会続行不可能ですので、地主様の帰り際に私の方から謝り、もう一度後日立会いをしいただける様にお願いし、引き上げました。
しかも、他の隣接地主様(不動産業者)が、その地主様は他の測量業者との立会いでもこのような感じで、不調になったこともあり、長引くかもしれないといっていました。
更に1か月後再々立会。またもや事務所は私以外違うメンバーで向かうことに。
その地主様は私に対してはそんなに怒ってはいなかったので、当日は落ち着いた様子でした。確認して頂く境界については、当初からのコンクリート杭と仮杭の位置なので変わってはいないのですが、まず公図(1/600)との寸法は合わないことと、現地は公図より広いことを説明したうえで、分っている境界から2,3方向現地で50m巻尺で実測し、公図との距離を確認していただき、コンクリート杭と仮杭の位置で問題ないと認めていただき杭を設置できました。後日、図面が完成てから立会証明書に署名と押印をいただきに自宅へ伺い全て完了しました。その時は普通に接していただけたので、安堵しました。
おわりに
今回は境界確定までに揉めた原因は、地主様の噂もあとから聞かされましたが、雨の日に立会を行ったことも原因の一つの可能性(実際にこんな日にやらなくていいだろ的なことを言われました。)ですし、私どもの対応が悪かった部分があるのは間違いないと思います。このようなことになってしまった場合はどう対応するのが正解なのかは難しいので、実際に行動する時は悩むところです。
近場の現場でしたらまだよかったのですが、結構遠い現場でしたので、それが大変でした。結果的に境界確定はできたので、良かったのですが、この後開発許可申請が待っており、標識設置・事前協議までは仮面積で申請していましたが、面積が確定しないと開発許可申請ができなく、予定より大幅に遅れてしまっていたので、焦りました。
各申請については、役所の方が親切でしたので、結構スムーズに進み、その後の工事~引き渡しに影響がないギリギリのところで許可がでました。
