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業務上あった話

境界立会依頼

境界立会行うため、隣接地主様への依頼は他の調査士の先生はどの様な方法で行っているのでしょうか?
以前勤めていた会社では、依頼文+案内図+公図を1セットにして郵送しておりました。現在、当事務所では、同じように依頼文+案内図+公図をその時の状況により、依頼者自ら配っていただくか、私が直接隣接地主のお宅へ訪問し渡すか、又は郵送の方法により行っています。
その公図の記載内容について、当時は関係する土地の地番・地目・地積・所有者名を記載し、隣接土土地所有者ごとに立会って頂く箇所を赤線で示しておりました。

以前、隣接土地において住宅建築のため、私の土地について他の測量会社から境界立会いの依頼書が届いたことがありましたが、内容は依頼分+案内図+公図で、公図の記載内容も地番の他、地目・地積・所有者名が関係する土地全て記載されたものでしたので、どこの事務所も同じ様なやりかたなのかと思っておりました。

ある土地の開発許可の依頼により、土地の境界を確定するため、測量を行いいつも通り境界立会いの依頼書を隣接土地所有者に郵送し立会いの準備を進めておりました。
郵送して2日後の夜、私が帰宅後に会社に道路の対測地の土地所有者から立会依頼書が送られてきたことについて、かなりご立腹の様子で電話あったことを翌日他の社員から聞かされ、直ぐに謝罪のため電話を入れましたが、怒っていた理由を教えて頂けないので、直接自宅に訪問し謝罪に伺うことになりました。
そこで言われた内容は立会依頼書の公図の内容が気に入らないと言うことだったのです。簡単に言いますと、〔自分の住んでる土地について、この土地があることを親戚にも話していない、こんな書類をばら撒かれたら土地があることがばれるだろ〕とのことでした。後は、散々愚痴を聞かされましたが、他の所有者に配った公図を所有者名を抜いたもの(地番のみ)に差し替えろとの要望により、立会い前に他の土地所有者の自宅を訪問し全て差し替え後に報告に伺い、とりあえず収りました。
回収した公図を全部渡せと言われましたが、さすがにできないのでお断りしました。

境界立会い当日は普通に立会って頂きまして、後日訪問し境界確定書にも無事署名、押印いただき、「若いのに大変だねぇ」とか言われながら、30分くらい普通に雑談して帰りました。

現在は、立会依頼書の公図については、地番の他は土地所有者のみを記載しています。過去の出来事を思い出すと不安がありますが、それ以来トラブルは起こっていません。
まあ、隣接土地所有者の方々にもいろいろ事情があると思われますが、立会依頼をする段階では、すべて把握できるわけではないので、ある程度は仕方がないのかと思った次第です。